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口頭

線虫の行動に観られる高LET放射線耐性

坂下 哲哉; 鈴木 芳代; 浜田 信行*; 下澤 容子; 深本 花菜*; 横田 裕一郎; 楚良 桜*; 柿崎 竹彦*; 和田 成一*; 舟山 知夫; et al.

no journal, , 

中枢神経の機能に与える高LET放射線の影響が、将来の長期有人宇宙飛行における潜在的なリスクとして危惧されている。本研究では、低LET放射線耐性であり、かつ神経系のモデル生物として知られている線虫を用いて、神経機能のひとつである運動と化学走性を指標として高LET放射線に対する線量応答を調べた。運動は、20秒間の線虫の先端(頭部)付近の屈曲回数により評価し、NaClに誘引される性質(化学走性)により評価した。また、放射線耐性の比較対象として孵化率を同時に観察した。高LET炭素線照射実験、及びコバルト60$$gamma$$線照射実験を行った結果、孵化率の生物学的効果比(Relative biological effectiveness: RBE)が4.5であるのに対して、運動と化学走性のRBEは、それぞれ1.4, 1.1と顕著に低い値であった。高LET放射線の80%効果線量は、孵化率は9.2Gy、運動は272Gy、化学走性は899Gyであった。以上の結果から、線量を基準としたとき、線虫の運動と化学走性は、孵化率に比べて高LET放射線により耐性であることがわかった。以上の結果から、運動と化学走性に対する高LET放射線照射効果の機序が、孵化率に対する機序とは大きく異なることが示唆された。

口頭

たんぽぽ計画[有機物・微生物の宇宙曝露と宇宙塵・微生物の捕集]の開発・運用準備状況

山岸 明彦*; 横堀 伸一*; 橋本 博文*; 矢野 創*; 今井 栄一*; 奥平 恭子*; 河合 秀幸*; 小林 憲正*; 田端 誠*; 中川 和道*; et al.

no journal, , 

ISS-JEM(国際宇宙ステーション・日本実験棟)曝露部上での微生物と生命材料となり得る有機化合物の天体間の移動の可能性の検討と微小隕石の検出及び解析実験を提案し[有機物・微生物の宇宙曝露と宇宙塵・微生物の捕集(たんぽぽ)]、2013年度に実験開始を実現するため、準備を進めている。超低密度エアロゲルを長期間曝露し、惑星間塵や宇宙デブリを含む微粒子を捕集するとともに、新規に開発したエアロゲルの利用可能性を検証する。捕集された微粒子とそれが形成する衝突痕に対して、微生物又は微生物関連生体高分子の検出を試み、ISS軌道での地球由来微生物の存在密度の上限を推定する。また、微生物を宇宙曝露することにより、微生物の宇宙環境での生存可能性と生存に影響を与える環境因子について推定を行う。そこから、地球由来微生物の惑星間移動の可能性を検討する。さらに、宇宙塵に含まれて地球に飛来する有機物が宇宙空間で変成する可能性を検討する。実際の運用では、同装置は汎用曝露装置(ExHAM)に固定され、きぼう与圧部エアロックからロボットアームによって同曝露部に設置され、一定時間曝露された後に再度同ルートで回収、有人帰還船に搭載して地球に帰還する予定である。本講演では、本計画の概要と打上げ一年前の準備状況等について報告する。

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